bunkoのブログ

黄昏ナースのばーばな日々

らっきょの思い出😚✨

道の駅の棚に並んだ

手作りのらっきょを見て

田舎の母を思い出しました。


故郷遠く

嫁いでからは、

毎年この季節になると

母が漬けたらっきょと梅干しが届きました。

若い頃は

らっきょも梅干しも好きじゃなかったから

嫁ぎ先の義母(現在のばーば)に

引き取ってもらってました。


けれど

母の年齢と共に

宅急便の箱から

らっきょの汁が溢れたり、

梅干しの瓶が割れていたりするようになって、


「もう、らっきょも梅干しも

送ってこないで」


と言ってしまいました。


実は

義母(ばーば)も

母が漬けた

らっきょや梅干しの味はあまり好きじゃ無さそうで、

最後の方は「いらんやぁ〜。」と

断られていました。


主人と言えば


らっきょは

「臭いから嫌い」


お弁当に母の梅干しを入れると


「田舎くさくてみっともない」と

言って

いい顔しませんでした。


それでも

私はお店の梅干しやらっきょは

食べる気にならなくて

母が漬けたのを

せっせとひとりで食べていました。


梅干しは何年も大丈夫なのかな?


らっきょは流石に

こげ茶いろになって処分してしまいましたが、


ある日

息子の嫁の妹が

この梅干しを気に入って

母が漬けた梅干し以外食べれないと

言ってくれて

何年ものの梅干したちが

きれいになくなりました。


田舎の母に

この事を話すと

涙を流して喜んでいました。


毎年、何年も

遠くにいる私のために

手のかかるらっきょや

梅干しを送ってくれていた母。


「らっきょはヒゲを取るのに手がかかるのよ〜」

「土用干ししていたら、急に雨が降って来てね〜〜」


毎年

同じ話し✨📞


私はらっきょの季節になると

ずっと母のらっきょと梅干しを思い出すんだろうな・・。


たまには

顔を見に行きたいなぁ✈️